さい帯血バンク、細菌混入で品質基準満たせず。でも保管はしてもらえるとのこと

正確には現時点で保管決定ではないのでご了承ください。
後ほど書類が届くようです。

妊娠が発覚してから妊婦としてどんなサービスがあるのだろうと夫婦揃って探していた時期がありました。

ちょうど妻が今行っている施設型の産後ケアや、子ども手当、役所の子育て支援について知識を蓄えていったのですが、その中の一つに臍帯血の保管があったのです。

臍帯血の保管については参考ページを見た方がわかりやすいので割愛します。

要は赤ちゃんが生まれた直後にしか取れない貴重な成分の入った血液を保管しておくと、難病治療に役立つ可能性がありますよ。というもの。

この血液を保管するのが、「臍帯血バンク」で、公的な機関と民間に別れます。
公的さい帯血バンクでは、寄付として保管した臍帯血を、第三者へ使用し、民間のさい帯血ばんく(臍帯血プライベートバンク)は採取者の子供のために提供できるという違いがあります。

上の厚労省のリンクにも書いてありますが、国内で認証されているのは

  • 株式会社ステムセル研究所
  • 株式会社アイル
の2社のみ。料金はほぼ変わらず、保管数がステムセル50,000件に対して、アイルが700件なので、実績のあるステムセルに焦点を定めることに決定。

妻から話を聞いたときは、難病にかかるケースも稀だし、保管費用が約20万〜、だとしても治療に物凄いお金がかかるのではないかという不安がありました。(よくある心臓の病気で手術費1億とか。。)

でも面白そうだから資料請求しようということになりネットから資料請求を行いました。リターンの可能性が低いのでハイリスクハイリターンな投資ですが、嫌いじゃない。

資料到着までは確か到着まで1週間弱くらいだったと思います。こんな感じで冊子とパンフレット、CD、担当者の名刺のセットで届きます。

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実は資料待っている間に自分達で色々調べて、おそらく使用する確率は低いだろうが、万一に備えて契約しようと結論をつけていました。。笑

資料の到着日に電話もいただいたため、不明点はすぐ確認することができました。

質問した内容は

  • 保管期間が1年、10年、20年の3種類あるけど、どれが良いのか
  • 自閉症や、小児麻痺の治療はアメリカで行う場合どのくらいの費用がかかるものなのか
  • 今臨床試験中の医療が今後10年で実用化されていくものなのか
の3点です。

一つ目の保管期間は、10年が一番契約されているとの回答をいただきました。臍帯血を使用した治療が可能な病気は10歳くらいまでに発症することが多いため、一旦の区切りとして10年を選ぶ人が多いようです。

二つ目、渡米しての治療は家族の滞在費等含め約300万。

1億くらいを想定して質問したので感覚が狂って、「意外と安いんですね」と言ったら、担当の方から「脳や心臓に比べればですよ」と言われてはっとしました。おそらく皆私と同じような反応するのでしょうね。

最後の実用化ですが、、難しいとのこと。まあこれは想定内です。薬でも治験してすぐに市場に出るイメージないですもん。

ただ、研究段階であっても、大学病院のチームと連携して治療できることもあるようで、全く希望がないという訳でもないらしい。この辺りは運。

担当の方からアドバイスや対応、今後の医療の将来性も見据えて10年で契約することにしました。

契約書を送ってしばらくすると採血セットなるものが送られてきました。(すみません写真を撮ったつもりがどこか行きました。。)

大きさはケーキ買うときの紙袋くらい(伝わる?)で、軽いけど思ったよりは重い感じ。とてもふわふわな説明。

これを病院へ持参して出産時に採血をしてもらうとのこと。で、出産後に連絡したら取りに来てくれるらしい。

ちなみに出産当日、生まれてから2時間以内に電話してくださいと書いてあったので連絡したら、この時間だと回収は明日の午前中になりますと言われたのは気になりましたが概ね対応は良いです。笑

結構将来性もありそうだし、資料の気合の入れようからたくさん保管されてるのかなと思いきや50,000件なのでまだまだ一般的ではない様子。自分も知らなかったもんな。

どうして広まらないのかな?もっとガンガン宣伝すれば良いのに。という疑問が解消されたのは出産後、今日連絡を受けてからでした。

「大切なお知らせがありまして」という第一声で、あ、保管ダメか。と悟り、詳細を聞く姿勢になりました。

案の定、細菌が混入したため品質基準を満たさず、通常の保管は難しいとのこと。これは完全に防ぐ手段はないらしく、どうしようもない問題らしい。

ちょっと残念だなとは思いつつ、めちゃくちゃ赤ちゃん元気なことも頭をよぎり、まあ仕方ないかという気持ちにすぐ切り替わりました。

予想外だったのがその後、「細菌が混入した場合、品質基準は満たさないけど、10年無料でお預かりしていますがどうしますか?」との説明。

臍帯血に関しては今まで散々論理的に説明してきてくれたので、急に筋が通らなくなった気がしてちょっと混乱しました。

浮かんだ疑問は2つ

  • 細菌混入の臍帯血は何に利用できるのか
  • 採取と解析の費用かかってるはずなのに無料で良いの?
率直にぶつけたところ、これからの医療の発達次第では細菌を除去できる技術とか開発されるかもしれないから預かっているらしい。

費用も完全無料でOK。後から気がついたのですが今後10年でそのような技術ができる可能性自体が低いため、自動的に寄付という形になる可能性もありますね。

細菌混入については各社記載があります。

URLはアイルの細菌混入時の対応(No9)※こちらの方が細菌混入について具体的に書いてある
http://www.saitaiketsu.com/pdf/qa.pdf

画像はステムセルの細菌混入時の対応

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どちらも保管はできないと書いていますね。

でも保管してくれる、しかも無料なのは、10年後に自分たちの資産になるというのと、クレーム対応的な意味合いもありそう。

細菌汚染という言葉から、HIVのような感染症のウイルスを連想してしまい、保管できないことが夫婦関係の悪化に繋がってしまったりとか。

感染症の場合は同じタンクに入れられないとアイルのPDFの方に書いてあるから思いついたけど、考えすぎかな?

妻が調べたらTwitterで二件くらい細菌混入で品質基準満たさなかった人を見つけたとのことで、結構頻繁にも起きていそうなお話です。

色々不確定要素が大きいから、医療行為だし、失敗なんてほぼ0%だろう思って利用する人が多そうなのでもう少し精度を上げないと拡大できな
いのかもしれませんね。

とはいえ良い経験ができました。
あとはステムセルからの保管の同意書に色々書いてあるそうなので到着したらまたレビュー書きたいと思います。

2020/05/20 追記:資料が届きました!必要事項入力して投函します。

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