バイオウイルス学の権威、国広教授の乗ったエジプト行きジェット機が、東南アジア上空で墜落した。生物を急速に進化させる新種のウイルス【ゼウス】を、カイロで開かれる学会で発表するための輸送中の出来事であった。バイオウイルス【ゼウス】とは、ダーウィンの進化論に相反する対局の考え方、ウイルス進化論に基づき、国広教授が発明したウイルスである。感染すると、生物を36時間程で種の最終形態へと進化させてしまう。猿などの類人猿はIQが上昇し、虎などの肉食獣はより獰猛性を増す。つまり、その種の特徴や性質を極限まで発展させてしあうのである。墜落事故から奇跡的に一命を取り留めた教授は、ボルネオのジャングルに一人取り残されてしまう。・・・そう【ゼウス】がばらまかれてしまった、ジャングルに・・・。その時、既に12時間が経過していた。教授に同行したアンドロイド【ニルバーナ】の発信機によって、生存が確認され、救助活動のエキスパート【国際救助隊イングラム】に出動要請がかけられた。
教授を救出するために残された時間は24時間!急げ!進化が始まるジャングルへ!
最初この枠は「がんばれフリッパーズ」という、水族館物をやる予定だったんですが、その頃僕が「トゥームレイダー」というゲームをやってたのを主宰が見て、それがやりたい!と言いだしました。それでまた予告と変わってこの「ディープグリーン」になったのです。そして【国際救助隊イングラム】シリーズを作ろうと。
このタイトルもファミレスで出来ました。主宰と朝比奈君と次回作について話してたとき、総天然色痛快娯楽活劇と言うキャッチフレーズと、このタイトルと。ファミレスっていいネタ出るんだねぇ。お笑いのあ・うんさんとのスクランブルが決まったので、時間的に1時間枠となりました。台本にはノータッチだったので、詳しくはわかりませんが、全体の構成は大変だったようです。突然ドクタージョンストンが、あんな事になるなんて。機長がこんな事になるなんて・・・。今回参加の二枚目俳優、西川タケシ君は、とてもアツイ人でした。獣医テレサ役の二ツ山嬢は、役をつかむために、「動物のお医者さん」と言う漫画を熱心に読んでいました。参考になった?イスタンブール役のユッコ嬢が練習中に左足靱帯損傷!これはE-1グランプリの頃までずっと引きずることになります。